こんにちは。大迫保険事務所 代表の大迫裕昭と申します。2020年5月1日より,鹿児島県の薩摩川内(さつませんだい)市で保険の代理店を行っております(県外の方には、なかなか「せんだい」とは読みづらいようです)。
当事務所を立ち上げる前は、某金融機関で生命保険や投資信託,がん保険や自動車保険、変額年金などを約20年にわたって販売してまいりました。
現在,メットライフ生命の保険販売を行う傍ら,企業様の福利厚生を目的とした企業セミナーや、個人のお客様を対象としたマネーセミナーなども企画致しております。
『保険事務所』ですので保険に特化しているイメージかと思いますが、メットライフ生命では、貯蓄性商品や資産運用商品も取り扱っており、様々な分野で皆様のお役に立てるかと思っています。また将来的には保険に限らず、他の金融商品も取り扱っていき、お客様のライフプランに合わせた『お金のトータルアドバイザー』を目指していきます。
お金を『仕分け』し,上手に管理する!?
何事においてもバランスは必要ですよね。お金に関してもそうです。
「お金は使うためにある」、これは基本的に言えることで、必要以上にため込む必要はありません。
一方で、全く蓄えがないとしたら、急な出費が必要な時に対応することが難しくなります。
日常生活で必要なお金を使いながら、なおかつ生活上のリスクに対応できるようにしておく、当たり前のことかもしれませんがこれが理想です。
そのためには“お金の仕分け”が必要です。
私たちの体は約60兆個の細胞で出来ていると言われていますが、一言で『細胞』と言っても形は様々です。一部は骨、一部は血液、一部は筋肉、一部は皮膚といった具合に、様々な形に分かれることで人が構成されています。皆さんのお金に関しても、一言で『お金』と言ってもいろんな形があるのではないでしょうか。いつでも使えるように財布に入れてある現金、突発的な出費に備えておく“タンス貯金”、通帳にある預貯金、将来のために積み立てている公的なあるいは個人の年金、超低金利の今 少しでも増やそうと投資信託や株に預けていらっしゃる方もいらっしゃるでしょう。さらにFXや仮想通貨という形でお金を預けている方もいらっしゃるかもしれません。そして、そのような皆さん財産、またご家族全体の生活資金を大幅に減らしてしまったり、危機に追い込むような生活上のリスクに備えて、財産を『守る』ために保険という制度があるわけです。
このようにお金と言っても形は様々です。
人の細胞は基本的に、私たちが意識しなくても血や肉になっていきますが、お金に関しては、100%自分で意識してどこに置いておくか、どんな預け方をするかを決めなければなりません。そのバランスを間違えると、数年後に大きな違いが出てくることでしょう。
そんな『お金の置き方、預け方』をご案内(インフォメーション)、ご提案(アドバイス)するのが、大迫保険事務所です。
1996年の金融ビッグバン以来、様々な金融機関がそれまでの垣根を越えて、様々な金融商品を販売するようになりました。銀行で保険を販売したり,保険会社が投資性商品を扱ったりという具合です。商品が多かったり、しくみが分かりづらくて何がなんやらという方もいらっしゃるかもしれません。
今後、このブログを通して、公的機関や民間の金融商品の分野についてお知らせできればと思います。
まず手始めに、本業である保険についてです。
保険って必要?
『保険」というと皆さんどんなイメージをお持ちでしょうか? 「会社や自宅に営業マンが来て、あまりよくわからずに入ってしまった。」「難しいので、保険会社の人の言うままに加入した。自分がどんな保険に入っているのかよく知らない。」といったご意見をお聞きすることが多々あります。
一方最近では、日本は社会保険制度が充実していることから「生命保険や医療保険は必要ない」という見方をする人も増えてきているように思います。YouTubeを見ていると露骨にそのことを提唱する方もいらっしゃいますね。共感できる部分もありますし、ちょっと違うよな~って思うところもあります。
本来 “何事もなく”通常の生活ができるのであれば、保険は必要ありません。
でも生活上のリスク…つまり病気になったり、ケガをしたり、交通事故を起こしてしまったり、家が火事になったり…、という時にそれまでコツコツ蓄えてきた財産が一瞬にして失ったり、多大な負債を抱えてしまうことのないように保険という制度があります。また、一家の稼ぎ頭がもし亡くなってしまったら、たちまち家族は路頭に迷ってしまいますが、経済的に困らないように備えるのが生命保険です。
保険の始まりは、さかのぼれば紀元前の古代バビロン帝国の頃のようです。船乗りが海で嵐や海賊に襲われた時の損害を賄うために、事前にみんなでお金を出し合ったというのが成り立ちだそうです。今でも会社名に『〇〇海上』とついているのはその名残なんですね。このように保険の歴史は非常に古いです。
『保険』といっても、これがまたいろんな分野があります。病気やケガで入院した時などに備えるのが医療保険、万が一亡くなった時に残したい方に残せるのが生命保険、ガンに備えるガン保険、損保の分野では交通事故の時に役立つ自動車保険、家が火事になってしまったり、台風などで損害が出たときにおりるのが火災保険、それ以外にも飼っているワンちゃんや猫ちゃんに掛けるペット保険、ゴルフ中に人にけがをさせてしまったりホールインワンが出たときにみんなに食事を振舞ったりする費用を賄えるゴルフ保険といったユニークなものまで、本当にたくさんあります。
それぞれに必要性はありますが、あれもこれも加入すると合計金額がかさんで、家計の圧迫になりかねません。
いわゆる“保険倒れ”です。本来財産を守るべきものが、かえって財産を減らすものになってしまうのは本末転倒ですよね。そうならないためには、やはりバランスが必要です。
どのようにバランスをとっていったらいいのでしょうか?
次回、その点をお話しします。