1.2人に1人はガンにかかるというのは本当?
ガン保険に対するニーズは深まっているといえるのでしょうか?
ガンにかかる人、つまり罹患率は年々増えています。ただし高齢化に伴い増えるケースが多く、「年齢調整率」という高齢の罹患者を除いて考えると2010年をピークにその後は横ばい傾向です。死亡率に関しては1990年代半ばをピークに減少傾向にあります。ガンは今や「治らない病気ではない」と言われるようになってきました。
一方で、『2人に1人はガンにかかる時代』という言葉を耳にされたことがあると思います。
これは本当のことなのでしょうか。「二人に一人」と聞くと全世代を通じて2分の1というイメージを持たれるかもしれません。しかし普段人と接する中で、例えば10人の集まりの中で2人に1人であれば、5人はガンの経験者ということになります。でもそういう事は無いですよね。
なぜこうしたデータが出ているかというと、年代別に見た時、80歳代までにガンにかかる人の確率が2人に1人とのことです。つまり男性にしても女性にしても平均寿命に近い年齢でガンに罹患する確率が高いというわけです。ですから嘘ではありませんが、全世代の半分が罹患するわけではないので、誤解しやすい、やや誇張した言い方と言えるかもしれません。
ただし、現役世代においても罹患率は今後増えていくだろうと実感することはあります。
皆さんもお感じかもしれませんが、最近知人や友人、あるいはお客様でガンを患ったということをよく耳にします。日本人の死因の1位はガンという事は事実ですので、確かに今後もこの病気と付き合っていく必要があるということに変わりはありません。
なので、ガンになった時のための備えをしておく事は確かに必要になってきます。
ではどんな備えが必要なのでしょうか?
通常の病気と同じように、ガン治療においても健康保険の適用になる場合が多いので、医療費に関してそれほど深刻になる必要はないのかもしれません。ただしそれ以外にかかる費用というのが生じますので、それらの必要額に応じて、備えをしておくなら安心できます。
例えば抗がん剤治療を受けた場合、髪の毛が抜けるという心配があります(最近は副作用の少ないものも開発されています)。その場合、特に女性はウィッグ等を購入する必要が生じるかもしれません。汗をかくので1着で足りず、2着3着購入すれば数十万円いう費用が生じることになります。また乳ガンで乳房切除された場合、希望される方は乳房再建術などの費用も生じてきます。さらに、健康保険対象外の治療である重粒子線や陽子線治療などの先進医療を受ける可能性があります。その場合、約300万円の費用がかかると言われています(ご加入の保険に先進医療特約が付いていると、かかる費用と同額支払われるケースが多いです)。すべてのガン治療を受けることができるわけではありませんが、選択肢としてそれができるのであれば体に負担がかからない治療ですので、そちらを選択したいと思うことでしょう。では経済的な理由でその治療を受けられないというよりは、保険で備えておいて、そのような治療が選択できる場合には受けられるようにしておくならば安心できます。
※乳ガンに関して、陽子線治療を受けられる場合がありますが、現時点では自由診療のため、ご加入の保険で先進医療特約が付いていたとしても、支払い対象外ですのでご注意下さい。
ガンにかかる人、つまり罹患率は年々増えています。ただし高齢化に伴い増えるケースが多く、「年齢調整率」という高齢の罹患者を除いて考えると2010年をピークにその後は横ばい傾向です。死亡率に関しては1990年代半ばをピークに減少傾向にあります。ガンは今や「治らない病気ではない」と言われるようになってきました。
一方で、『2人に1人はガンにかかる時代』という言葉を耳にされたことがあると思います。
これは本当のことなのでしょうか。「二人に一人」と聞くと全世代を通じて2分の1というイメージを持たれるかもしれません。しかし普段人と接する中で、例えば10人の集まりの中で2人に1人であれば、5人はガンの経験者ということになります。でもそういう事は無いですよね。
なぜこうしたデータが出ているかというと、年代別に見た時、80歳代までにガンにかかる人の確率が2人に1人とのことです。つまり男性にしても女性にしても平均寿命に近い年齢でガンに罹患する確率が高いというわけです。ですから嘘ではありませんが、全世代の半分が罹患するわけではないので、誤解しやすい、やや誇張した言い方と言えるかもしれません。
ただし、現役世代においても罹患率は今後増えていくだろうと実感することはあります。
皆さんもお感じかもしれませんが、最近知人や友人、あるいはお客様でガンを患ったということをよく耳にします。日本人の死因の1位はガンという事は事実ですので、確かに今後もこの病気と付き合っていく必要があるということに変わりはありません。
なので、ガンになった時のための備えをしておく事は確かに必要になってきます。
ではどんな備えが必要なのでしょうか?
通常の病気と同じように、ガン治療においても健康保険の適用になる場合が多いので、医療費に関してそれほど深刻になる必要はないのかもしれません。ただしそれ以外にかかる費用というのが生じますので、それらの必要額に応じて、備えをしておくなら安心できます。
例えば抗がん剤治療を受けた場合、髪の毛が抜けるという心配があります(最近は副作用の少ないものも開発されています)。その場合、特に女性はウィッグ等を購入する必要が生じるかもしれません。汗をかくので1着で足りず、2着3着購入すれば数十万円いう費用が生じることになります。また乳ガンで乳房切除された場合、希望される方は乳房再建術などの費用も生じてきます。さらに、健康保険対象外の治療である重粒子線や陽子線治療などの先進医療を受ける可能性があります。その場合、約300万円の費用がかかると言われています(ご加入の保険に先進医療特約が付いていると、かかる費用と同額支払われるケースが多いです)。すべてのガン治療を受けることができるわけではありませんが、選択肢としてそれができるのであれば体に負担がかからない治療ですので、そちらを選択したいと思うことでしょう。では経済的な理由でその治療を受けられないというよりは、保険で備えておいて、そのような治療が選択できる場合には受けられるようにしておくならば安心できます。
※乳ガンに関して、陽子線治療を受けられる場合がありますが、現時点では自由診療のため、ご加入の保険で先進医療特約が付いていたとしても、支払い対象外ですのでご注意下さい。
2.ガンについてよく知る
それらの備えをするにしても、まずはガンという病気についてよく知ること、またどのような治療法があるのかを知ることも必要です。
ガンは私たちの体で細胞分裂を起こす時、遺伝子をもとにコピーされるのですが、発がん性物質の影響で遺伝子が突然変異し、ミスプリントが起きることによって始まります。このミスプリント自体は、健康な人でも毎日3000~5000個生じるのですが、私たちの体に本来備わっている免疫力によって洗い流されるので、健康を保つことができています。しかし免疫機能が落ちているなど、何らかの理由で体内に留まってしまうと、そこから分裂や増殖を繰り返して「ガン細胞」になってしまうわけです。
このようなメカニズムですので早期発見できれば小さいうちに対処することができます。
そういうことから健康診断を受けて早期発見早期治療を受けるということが必要になります。
定期的に検診を受ける事がまず大事ですし、自分でも兆候を確認する方法を覚えることで予防できます。
ガンに関しては、書店やインターネットなどで多くの情報がありますので、ご自身でも調べてみられることをお勧めします。
また大迫保険事務所では、企業や自治会を対象にした『ガンに関するセミナー』を企画しております。ガンについてよりよく知っていただき、治療法を選択するための役立つ知識を提供いたしております。
福利厚生の一環として社員の皆様の健康づくりに、また自治会の皆様へのコミュニケーションツールとしてお役立てください。
弊社は、鹿児島県指宿市のメディポリス陽子線治療センターの主催するがん撲滅応援団に加盟しております。
企業セミナーにおいても、メディポリスから講師をお招きし、施設の様子などもお伝えしております。
ご興味のある方は、弊社までご連絡ください。0996‐22-0437
またホームページからもお申込みいただけます。
https://hiro0035rin.org/
ガンは私たちの体で細胞分裂を起こす時、遺伝子をもとにコピーされるのですが、発がん性物質の影響で遺伝子が突然変異し、ミスプリントが起きることによって始まります。このミスプリント自体は、健康な人でも毎日3000~5000個生じるのですが、私たちの体に本来備わっている免疫力によって洗い流されるので、健康を保つことができています。しかし免疫機能が落ちているなど、何らかの理由で体内に留まってしまうと、そこから分裂や増殖を繰り返して「ガン細胞」になってしまうわけです。
このようなメカニズムですので早期発見できれば小さいうちに対処することができます。
そういうことから健康診断を受けて早期発見早期治療を受けるということが必要になります。
定期的に検診を受ける事がまず大事ですし、自分でも兆候を確認する方法を覚えることで予防できます。
ガンに関しては、書店やインターネットなどで多くの情報がありますので、ご自身でも調べてみられることをお勧めします。
また大迫保険事務所では、企業や自治会を対象にした『ガンに関するセミナー』を企画しております。ガンについてよりよく知っていただき、治療法を選択するための役立つ知識を提供いたしております。
福利厚生の一環として社員の皆様の健康づくりに、また自治会の皆様へのコミュニケーションツールとしてお役立てください。
弊社は、鹿児島県指宿市のメディポリス陽子線治療センターの主催するがん撲滅応援団に加盟しております。
企業セミナーにおいても、メディポリスから講師をお招きし、施設の様子などもお伝えしております。
ご興味のある方は、弊社までご連絡ください。0996‐22-0437
またホームページからもお申込みいただけます。
https://hiro0035rin.org/
3.ガンにかかってしまった時に役立つ保険を選ぶ
早期発見に努めることが重要ですが、万が一ガンにかかってしまった場合に備えてどんなことができるでしょうか。
いざという時に役立つ保険に加入しておくことが必要です。
医療は日々進歩していますので、その時その時に合った保険を選ぶ必要があります。
今は通院のみで治す場合も多いようです。以前の保障ですと、入院をした後の通院は対象になりますが通院のみの場合ですと対象にならない保険もございます。またガンにかかった場合、その後の保険料を支払っていくのは大変ですが、払込免除という特約が付いているもの付いていないものもあります。ついていたとしても「払込免除になるためには何日以上治療を受けていなければならない」というものもあります。あるいは、悪性新生物では免除になりますが上皮内新生物ではその対象にならないというものも大半です。
自分がどのような保険に入っているのか、今一度確認されることをお勧めします。
ではガン保険はいつから加入すれば良いのでしょうか?
70歳以上の方のガンの罹患率が高いことから、60代になってから入った方が良いのではないかと考える方もいらっしゃるかもしれません。ではいつから加入するのが良いのでしょうか?
某保険会社のガン保険でシュミレーションしてみましょう。
30歳男性が80歳まで支払ったケース
治療給付金…50万円 入院・通院給付金日額5000円の場合
月額保険料 2,139円×12か月×50年=1,283,400円
60歳男性が80歳まで20年間支払ったケース
月額保険料 7,777円×12か月×20年=1,866,480円
このように合計額を換算すると、年齢が上がってから掛けると、払い込み年数は短いにもかかわらず割高であることが分かります。
※他の年齢、女性の場合、他の保険会社でも同様かと思いますが、詳しくは最寄りの保険会社でご確認ください。
このことを考えると、なるべく早く加入した方が保障期間も長いですし、トータルの保険料も安くなるということがわかります。現役世代であってもガンにかかる可能性は高くなっていますので早めに備えるに越したことはありませんね。
現在ガン保険にご加入の方も、ご自身の保障が今の医療に対応しているものか、いま一度確認されることをお勧めします。
次回は、「外貨による資産運用」についてお話ししたいと思います。
いざという時に役立つ保険に加入しておくことが必要です。
医療は日々進歩していますので、その時その時に合った保険を選ぶ必要があります。
今は通院のみで治す場合も多いようです。以前の保障ですと、入院をした後の通院は対象になりますが通院のみの場合ですと対象にならない保険もございます。またガンにかかった場合、その後の保険料を支払っていくのは大変ですが、払込免除という特約が付いているもの付いていないものもあります。ついていたとしても「払込免除になるためには何日以上治療を受けていなければならない」というものもあります。あるいは、悪性新生物では免除になりますが上皮内新生物ではその対象にならないというものも大半です。
自分がどのような保険に入っているのか、今一度確認されることをお勧めします。
ではガン保険はいつから加入すれば良いのでしょうか?
70歳以上の方のガンの罹患率が高いことから、60代になってから入った方が良いのではないかと考える方もいらっしゃるかもしれません。ではいつから加入するのが良いのでしょうか?
某保険会社のガン保険でシュミレーションしてみましょう。
30歳男性が80歳まで支払ったケース
治療給付金…50万円 入院・通院給付金日額5000円の場合
月額保険料 2,139円×12か月×50年=1,283,400円
60歳男性が80歳まで20年間支払ったケース
月額保険料 7,777円×12か月×20年=1,866,480円
このように合計額を換算すると、年齢が上がってから掛けると、払い込み年数は短いにもかかわらず割高であることが分かります。
※他の年齢、女性の場合、他の保険会社でも同様かと思いますが、詳しくは最寄りの保険会社でご確認ください。
このことを考えると、なるべく早く加入した方が保障期間も長いですし、トータルの保険料も安くなるということがわかります。現役世代であってもガンにかかる可能性は高くなっていますので早めに備えるに越したことはありませんね。
現在ガン保険にご加入の方も、ご自身の保障が今の医療に対応しているものか、いま一度確認されることをお勧めします。
次回は、「外貨による資産運用」についてお話ししたいと思います。